2021年(R3) 第1回 自由
最優秀賞
「水かけ祭の少女」 氣賀澤 恒和 ( 鶴ヶ島市 )
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- 御神輿を担ぐ女の子。これまでよく見てきたこういうシーンは熱気ムンムンで汗びっしょりの光景だったが、水しぶきの中、白い歯をみせて微笑む、すがすがしく奥ゆかしい姿は、すべてがとても明るく新鮮である。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「光と影」 半田 洋一 ( 狭山市 )
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- 建物の壁面だというが、グレーを基調とした色調、上部奥へ吸い込まれるような立体感、左端の細く黒いポール、右下の道路標識、そして下中央の小さな人物──これらがこの光景の大きさを表して見事である。作者の巨視的眼が光る。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「シオヤアブの狩」 鈴木 行男 ( 坂戸市 )
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- 当クラブでは珍しい生態写真の秀作である。アブが獲物を捕らえた瞬間を望遠マクロにより非常にシャープに描写している。浅いピントながら、そこに現れた目、体毛などの描写が見事で、見る者の目を引きつける。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)