最優秀賞

「万華鏡」 笹川　三之  ( 鶴ヶ島市 )

[評］

評　藤棚を真っ暗な中、下から見上げてとらえた画面は、藤が放射状に垂れ下がり、まるで天然の万華鏡をのぞき込んだようで、単なる〈ネイチャー〉を超えてアーティスティックな写真に昇華させている。藤の花を表すには本来邪魔な格子の棚もパッチワークのような新鮮な効果を加えている。(評は河野和典元日本カメラ編集長）

優秀賞

「花灯り」 鈴木　美智子  ( 坂戸市 )

[評］

気品漂う幽玄な桜である。これは作者が作り出した実験的なライティングによる賜物。 (評は河野和典元日本カメラ編集長）

優秀賞

「優美」 齋藤　岩男  ( 桶川市 )

[評］

キジの羽ばたきの瞬間を見事にとらえた、フォトジェニックな作品。色彩も美しい。 (評は河野和典元日本カメラ編集長）

入選

「つる」 寮　　正登  ( 所沢市 )

入選

「一木朝光」 大場　亘  ( さいたま市 )

入選

「うなじ」 藪内　邦夫  ( 富士見市 )

入選

「プレス」 池田　岳美  ( さいたま市 )

入選

「只今、水浴び中！」 本間　静子  ( 所沢市 )

入選

「透明な闇の世界」 飯田　和己  ( さいたま市 )

入選

「わが世界へお主もくるか」 染野　日出美  ( 東松山市 )

入選

「背くらべ」 小久保　美憲  ( 熊谷市 )