2018年(H30) 第3回 テーマ
ー 埼玉の街 ー
最優秀賞
「鉄路の記憶」 小松 貞男 ( ふじみ野市 )
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- 大きくどっしりとした車輪とそれを見る白い帽子をかぶった少年。さらに前面に映し出されたかなたにつづく線路の描写が絶妙のコンビネーションを発揮して、鉄道への憧れと郷愁を誘う。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「祈り」 萩原 幸作 ( さいたま市 )
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- 雪の降る神社境内の建物だが、周囲の木立、上部の白い木の葉、建物のシンメトリックなたたずまいとシックな色調──それらが立体感をもって捉えられて気品を感じさせる。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「羽を広げて」 安藤 弘子 ( 三芳町 )
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- 暮れなずむ一瞬の光景を、逆光で、切り絵のような効果をもって印象深く定着している。黄色い電球が目に染みる。ここでもシンメトリーが効果を上げている。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)