2024年(R6) 第4回 自由
最優秀賞
「フェイス」 大澤 寅三 (小川町)
- [評]
- この画面を見ただけでは、何をどのように撮ったのかは判らない。その分からなさが、不思議であり、見るものの想像力をかき立てる。この得体の知れない未知なる巨人のマスクは、SF映画に登場させたいような謎めいた迫力がある。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「幸福なひととき」 長島 善江 (行田市)
- [評]
- 色見本のようなボード、白いパラソルを差した女性、黄色と白黒の2台の自転車、自転車の後ろの黒い物体、道路の白線、黒いガードレールなどなど──構成が見事で新鮮な街のスナップである。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「産卵」 小池 滋 (狭山市)
- [評]
- 緑の植え込みに、まるで一筆書きのように連なる水滴。そのコントラストが鮮やかだ。特に透明な水玉は宝石のようで、木にネックレスを着けたようで美しい。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)