2024年(R6) 第4回 風景
最優秀賞
「耐える」 三阪 英之 (桶川市)
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- 両端の崖の間に引っかかるように宙づりとなった大きな岩。バックに滝があるのだろうか、その水しぶきで煙った背景の中から忽然と現れた巨岩は迫力満点だ。下からのアングルと、全体のグレイの色調に苔の緑が見事なアクセントになっている。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「有終の美」 武村 多可孔 (ふじみ野市)
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- 生命の営みの終着点。そこに寄り集まったものたちが形づくる「有終の美」。作者の着眼点と、この画面構成が素晴らしい。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「光の道筋」 内田 浩二 (桶川市)
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- 山あいの田園風景。朝靄がたなびく中、斜めから差し込む太陽光が縞模様となって美しく幻想的な風景を出現させた。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)