最優秀賞

「初夏の目覚め」 吉野　幾夫 (東松山市)

[評］

　山間の湿地帯に流れる小川に水芭蕉が鮮やかに咲いている。みどころは、遠くまでつづく小川に延々この花が見られる、その遠近感描写が見事な点である。しかも遠くが霞んで、幻想的な雰囲気を醸し出している。 (評は河野和典元日本カメラ編集長）

優秀賞

「仲良しカット」 新井　勝 (坂戸市)

[評］

　何とも不思議な木である。まるで1本の木を真っ二つに切って開いて木の中を見せているような効果が面白い。また、バックのタイルの色調がこの木を浮かび上がらせている。 (評は河野和典元日本カメラ編集長）

優秀賞

「夕焼けの水田」 鈴木　行男 (坂戸市)

[評］

　夕焼けのオレンジ色に染まった田園風景が美しい。それを田んぼのコーナーから三角形にデザインした構成が見事で、インパクトを増している。 (評は河野和典元日本カメラ編集長）

入選

「桜流し」 仲　弘子 (小川町)

入選

「葉が茂る空洞木」 森　卓廣 (草加市)

入選

「夜明け前」 鈴木　美智子 (坂戸市)

入選

「カオス」 古賀　哲三 (越谷市)

入選

「レモンブライトの丘」 小野　滋 (川越市)

入選

「光彩」 鯉沼　兆章 (加須市)

入選

「ガラスの向こう」 野口　清和 (滑川町)

入選

「大都会の夜」 宮内　克成 (所沢市)

入選

「残照」 長井　健治 (北本市)