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2016年(H28) 第1回 風景

― 風景は「ネイチャ」で実施 ―

最優秀賞
「太陽と雪」 中村 信雄  ( さいたま市 )
入賞写真
[評]
 タイトル通り「太陽と雪」なのだが、その捉えられた風景はとてもまともな風景とは言いがたい。手前の雪原をクローズアップしながら下からあおって取り込み、太陽は黄色くぼやけてゆがんでいる。そのまわりの景色はピンク色に霞み、水平線は大きく傾いている。とても現実的なこの世の光景とは思えない。これはまるで、“白日夢”ではないか。(評は河野和典元日本カメラ編集長)
 
優秀賞
「裂 果」 安藤 弘子  ( 三芳町 )
入賞写真
[評]
 ザクロの果実が熟れて割れたところは、まるで歯並びの悪い怪獣が口を開けたところのように見える。その口の様子──下唇と上下の歯──は、かなりリアルな描写を醸し出している。そしてこの真っ赤な色がその強烈さを増幅している。クローズアップの捉え方が秀逸である。(評は河野和典元日本カメラ編集長)
 
優秀賞
「午後のまどろみ」 笹川 三之  ( 鶴ヶ島市 )
入賞写真
[評]
 牧場の草原でゆっくりと休む子牛。その、のほほん、のんびりとした様子が見事に描出されている。なぜか、それはまず超広角レンズの選びにある。つぎに、下からのアングルである。これにより青空に顔を抜いて子牛への集中力を増している。偶然とは言え、青い空に占める白い雲のバランスも効果的であった。(評は河野和典元日本カメラ編集長)
 
入選
「三兄弟」 梶原 健治  ( 白岡市 )
入賞写真
 
入選
「気になる木」 真下 廣義  ( 深谷市 )
入賞写真
 
入選
「凍てつく」 菅沼 好子  ( 小川町 )
入賞写真
 
入選
「睨み」 飯岡 隆雄  ( 春日部市 )
入賞写真
 
入選
「都会の雀」 藪内 邦夫  ( 富士見市 )
入賞写真
 
入選
「春の水」 新井 幸男  ( 川越市 )
入賞写真
 
入選
「双 眼」 本間 静子  ( 所沢市 )
入賞写真
 
入選
「パッチワーク」 冨倉 正  ( 松伏町 )
入賞写真
 
入選
「桜のタイムスクランブル」 染野 日出美  ( 東松山市 )
入賞写真
 
入選
「シブキの舞」 齋藤 岩男  ( 桶川市 )
入賞写真