2015年(H27) 第3回 自由
最優秀賞
「夢の世界」本間 静子(所沢市)
- [評]
- これはどういう「夢の世界」なのだろうか? 背の高い壁をバックに黒と白の男と女が話しているようだ。淡い黄色の箇所が2つあるが、画面全体はほとんど真っ赤である。夢であっても現実であっても、こんな光景にはめったにお目にかかることは無いであろう。この不思議でシュールな世界を、いったい作者はどうやって出現させたのであろうか。表現の自由の極みを示すようだ。(評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「光芒」新井 勝(坂戸市)
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- 逆光の暖簾か? 白と黒で単純化した美しい「光芒」である。(評は河野和典元日本カメラ編集長氏)
優秀賞
「不思議な手」南家 敬弘(鳩山町)
- [評]
- 手の映り込みが面白いが、絶妙なのは、目から上をカットしたフレーミングである。(評は河野和典元日本カメラ編集長)