2019年(H31/R1) 第1回 風景
最優秀賞
「写り絵」 齋藤 岩男 ( 桶川市 )
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- 2羽の水鳥が池で泳ぐ単純な光景なのだが、天地をひっくり返すことでシュールな光景とした、まさに逆転の発想と言える作品。水面に描かれたビルの揺らぎと鳥が作る丸い水紋、そして上部の濃紺が効果を上げている。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「凍てつく」 原 淳子 ( 富士見市 )
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- 手前のわらと1本道に白く光る霜、そしてポツンと登場する自転車の人で「凍てつく」感じを見事に表している。逆光と広角レンズによる寂寥感がいっそう寒さを強調している。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「かげろうの春」 宮内 早苗 ( 所沢市 )
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- この作品も天地を逆にすることで、常識的な風景を一変させた。色彩のハーモニーがより際立って美しい。評は河野和典元日本カメラ編集長)