2019年(H31/R1) 第1回 自由
最優秀賞
「都会のリング」 齋藤 岩男 ( 桶川市 )
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- 窓に映り込んだ都会の風景を巧みな構成で立体的にSF(スペース・ファンタジー)として捉えた秀作。色彩も、画面全体の黒の中にリングの白、窓のブルーと薄茶という取り合わせが幻想的な効果を盛り上げている。(評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「酔容」 菅沼 好子 ( 小川町 )
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- 車のボディに写りこんだ木々。その変幻自在な描写はまるでマジックのよう。タイトルも秀逸。最優秀作品に勝るとも劣らない秀作。光沢のある車の青、木の黒、葉の赤茶の紋様がひときわ美しい。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「昼下がり」 原 淳子 ( 富士見市 )
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- 逆光の下、縦横無尽に線が形作る光と影、そして青緑赤三原色の色彩の構成が目を引く。その俯瞰で捉えた広い視野のデザイン的感性が素晴らしい。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)