最優秀賞

「春の詩」  菅沼　好子  (小川町)

[評］

　モデル撮影会の作品としては、とても素直でやさしい表情の瞬間が良く捉えられている。長焦点レンズのボケ味を生かしたシャープな描写も申し分ない。ただし手にした菜の花とモデルの目線が一致していないところは気になる。とってつけたようなポーズに見えるからだ。（評は河野和典元日本カメラ編集長）

優秀賞

「微笑み」  五十嵐　庄治  (さいたま市)

[評］

　愛らしいモデルの表情を奇をてらわず真正面から捉えたところが素晴らしい。ちょっと頭をかしげたところも微笑みを増幅しているようだ。ただし、このフレーミングには一考の余地があるだろう。特に頭の上に見える電信柱？はカットすべきだし、左下の柵？と右側の桜の木の処理はこれで良かったか？（評は河野和典元日本カメラ編集長）

優秀賞

「明　暗」  齋藤　岩男  (桶川市)

[評］

　青白い「明暗」のコントラストが綺麗だ。モデル撮影会のシチュエーションとしてはめずらしくいい場面である。惜しむらくはモデルの目線をこちらへ向けて欲しかった。そうすることで写真の強さはいっそう増したように思われる。（評は河野和典元日本カメラ編集長）

入選

「モデルさん」  三橋　幸子  (北本市)

入選

「清　純」  田中　雄三  (桶川市)

入選

「丹花の唇」  小田原　順徳  (東松山市)

入選

「希　望」  岩田　光司  (加須市)

入選

「春　愁」  程塚　毅  (さいたま市)