2018年(H30) 第2回 自由
最優秀賞
「混沌」 西川 光男 ( さいたま市 )
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- 流行語の「半端ない」がぴったりのシーンだ。もう自転車を通り越して鉄くずと化したような凄まじさである。望遠レンズによる画面構成が見事で、左上の太陽の反射もアクセントとなって効果的である。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「ちょっと寄り道」 本間 静子 ( 所沢市 )
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- よく見かける美しい蓮の上の雨ガエルではなくて、ボロボロの蓮の上のカエルは、まるで擬態でもしたかのようにこの場に溶け込んでいる。ユニークな作品である。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)
優秀賞
「ゴールドロード」 古賀 哲三 ( 越谷市 )
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- ジャズに「天国への7つの階段」という曲があるけれど、これは未来へ向かう現代のゴージャスな黄金の階段といったところだ。ダークでシンプルな画面が幻想的である。 (評は河野和典元日本カメラ編集長)